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ジオキャッシングルールを解説!安全に楽しむための完全ガイド

「ジオキャッシングを始めてみたいけど、何か特別なルールはあるの?」と感じていませんか。世界規模の宝探しゲームであるジオキャッシングには、誰もが安全で公平に楽しむための基本的なルールとマナーが存在します。この記事では、ジオキャッシングルールについて網羅的に解説します。

例えば、キャッシュの設置場所に関してジオキャッシュとキャッシュの間の距離はどのくらい空けるべきか、キャッシュの中身には何を入れるべきで、現金を入れるのは問題ないのか、といった具体的な疑問に答えていきます。また、そもそもキャッシュは誰が隠してるのかという素朴な問いから、ジオキャッシングの最高難易度はいくつですか?といった、より深く楽しむための情報まで詳しく掘り下げます。

一方で、もしルール破るとどうなるのか、場合によっては違法になってしまうのか、あるいはプレイ中に怖い思いをすることはないのか、といった不安を感じる方もいるかもしれません。交換するアイテムに最高額はあるのかといった細かい点まで、あなたの知りたい情報を一つひとつ丁寧に説明していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事で理解が深まるポイント

  • ジオキャッシングの基本的なルールと守るべきマナー

  • ルール違反や違法行為にあたるケースとその注意点

  • キャッシュの中身や設置に関する具体的な疑問点の解消

  • 難易度評価や専門用語など、より深く楽しむための知識

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基本的なジオキャッシングルールと始め方

ジオキャッシングを始める前に、まず押さえておきたい基本的なルールとマナーがあります。これらは、ゲームを円滑に進めるためだけでなく、他のプレイヤーや地域社会、そして自然環境に配慮するために非常に大切です。ここでは、特に初心者が知っておくべき基本的なルールについて、それぞれの項目を詳しく解説していきます。

  • ジオキャッシングのマナーは?

  • キャッシュの中身に入れて良いもの

  • キャッシュに現金を入れてもいい?

  • キャッシュは一体誰が隠してる?

  • ジオキャッシュとキャッシュの間の距離は?

  • ジオキャッシングの最高難易度はいくつですか?

ジオキャッシングのマナーは?

 

ジオキャッシングは、多くの人々が共有するフィールドで楽しむゲームです。そのため、プレイヤー一人ひとりがマナーを守ることが、ゲーム全体の質を維持し、未来へと繋げていく鍵となります。

 見つけたら元の状態に戻す

最も基本的なマナーは、キャッシュを見つけたら、発見した時と全く同じ状態、同じ場所に戻すことです。キャッシュは、他のプレイヤーが同じように発見の喜びを味わえるように、巧妙に隠されています。隠し方を変えたり、別の場所に移動させたりすることは、次の発見者やキャッシュのオーナー(設置者)を混乱させる原因となります。ログブックに記入し、アイテムを交換したら、フタをしっかり閉め、元の隠し場所に丁寧に戻してください。

 ゴミは必ず持ち帰る(CITOの精神)

ジオキャッシングには「Cache In, Trash Out(キャッシュを置いて、ゴミを持ち去ろう)」、略してCITOという素晴らしい精神があります。これは、キャッシュを探しに行った場所で見つけたゴミを拾って持ち帰るという、環境保護活動です。ジオキャッシングを通じて自然の美しさに触れる機会が多いからこそ、その環境を守る意識を持つことが求められます。自分が持ってきたゴミはもちろん、たとえ他人のゴミであっても、拾うことでフィールドをより美しく保つことができます。

周囲への配慮を忘れない

キャッシュを探す際は、周囲の人々に配慮することが大切です。ジオキャッシングを知らない人(ジオマグルと呼ばれます)から見れば、茂みや構造物の周りをうろうろする姿は不審に映るかもしれません。特に住宅街や公園など、人目につきやすい場所では、できるだけ自然に、静かに探索することを心がけましょう。大きな声を出したり、長時間同じ場所を占有したりする行為は避けるべきです。これにより、無用なトラブルを避け、地域社会との良好な関係を保つことにつながります。

 ネタバレは厳禁

キャッシュを発見した際のログ(記録)を公式サイトやアプリに投稿する際は、他のプレイヤーの楽しみを奪わないよう、ネタバレに注意が必要です。キャッシュの隠し場所が直接的に分かってしまうような写真や、具体的な隠し場所を記述することはマナー違反とされています。発見のヒントになるような間接的な表現に留めるのが良いでしょう。例えば「ヒントをよく読めば分かります」といった表現は問題ありませんが、「〇〇の裏にありました」といった直接的な記述は避けるべきです。

これらのマナーを守ることで、全てのプレイヤーが気持ちよくジオキャッシングを続けられる環境が維持されます。

キャッシュの中身に入れて良いもの

 

キャッシュコンテナの中には、発見の証となるログブックの他に、交換用のアイテムが入っていることがあります。何を入れて良いのか、また何を入れるべきではないのかを知っておくことは、非常に重要です。

 基本的に入っているもの

  • ログブック(またはログシート): 全てのキャッシュに必須のアイテムです。発見者はここに自分のジオキャッシング名と発見した日付を記入します。これが、物理的にその場所を訪れた証明となります。

  • 筆記用具: レギュラーサイズ以上のキャッシュには、ペンや鉛筆が入っていることが多いです。しかし、マイクロキャッシュなど小さいものには入っていない場合が多いため、自分で必ず持参するのがマナーです。

  • 交換用アイテム(トレードアイテム): これは必須ではありませんが、ジオキャッシングの楽しみの一つです。中に入っているアイテムが気に入れば、自分が持ってきた同等以上の価値のあるアイテムと交換することができます。

入れて良いアイテムの例

交換用のアイテムは、基本的に家族で楽しめるような、安全で普遍的なものが推奨されます。

  • 小さなおもちゃ(ミニカー、フィギュアなど)

  • 記念コインや外国の硬貨

  • キーホルダーやストラップ

  • 綺麗な石や貝殻

  • オリジナルのクラフト品

アイテムを選ぶ際は、次の人が見つけて「面白い」と感じてくれるようなものを選ぶと、ゲームがより楽しくなります。

 入れてはいけないもの

一方で、キャッシュの中に入れてはいけないものも明確に定められています。これらは、他のプレイヤーに不快感を与えたり、危険を及ぼしたり、法に触れたりする可能性があるためです。

  • 食べ物や匂いの強いもの: 食べ物は腐敗し、不衛生になるだけでなく、野生動物がキャッシュを荒らす原因となります。香水や石鹸など、匂いの強いものも同様の理由で避けましょう。

  • 危険物や違法なもの: 刃物、火薬、薬物、成人向けコンテンツなど、法律や公序良俗に反するものは絶対に入れてはいけません。これらは重大なルール違反であり、アカウントの停止や法的な問題に発展する可能性があります。

  • 商業的な宣伝物: 特定の企業やサービスを宣伝するためのチラシや名刺などを入れることは禁止されています。

これらのルールを守り、誰もが安心して楽しめるキャッシュの中身を維持することが大切です。

キャッシュに現金を入れてもいい?

キャッシュの中に現金を入れることについて、公式なガイドラインで明確に禁止されているわけではありません。しかし、一般的には推奨されていません。その理由はいくつか考えられます。

まず、第一に盗難のリスクがあります。キャッシュは誰でもアクセスできる場所に置かれているため、現金が入っていると知れ渡れば、盗難の標的になりやすくなります。これは、キャッシュコンテナ自体の破壊や紛失にもつながりかねません。

次に、ゲームの趣旨から外れるという側面があります。ジオキャッシングは、金銭的な価値を追い求めるゲームではなく、発見の喜びや冒険、そしてプレイヤー間の交流を楽しむものです。現金を入れてしまうと、本来の目的が見失われ、金銭目的でキャッシュを探す人が現れる可能性も否定できません。

さらに、子供たちも多く参加するゲームであることを考慮する必要があります。キャッシュの中から現金を持ち去ることが、子供たちにとってどのような影響を与えるかを考えると、教育的な観点からも好ましくないと言えるでしょう。

これらの理由から、交換アイテムとして現金を選ぶのは避けるのが賢明です。もし誰かに喜んでもらいたいと考えるのであれば、前述したようなユニークなコインや小さなおもちゃなど、金銭的価値ではなく、思い出や楽しさを共有できるアイテムを選ぶ方が、ジオキャッシングの精神に合っていると考えられます。

キャッシュは一体誰が隠してる?

ジオキャッシングのキャッシュは、ゲームの運営会社が設置しているわけではありません。世界中に存在するキャッシュのほとんどは、私たちと同じ一般のプレイヤー、すなわち「ジオキャッシャー」によって設置され、維持管理されています。キャッシュを設置した人のことを「キャッシュオーナー」と呼びます。

キャッシュオーナーになるためには、いくつかの責任が伴います。

キャッシュの設置と公開

キャッシュを隠したいと考えたオーナーは、まず適切な場所を選び、防水性のある容器(コンテナ)にログブックなどを入れて設置します。その後、GPSで正確な座標を測定し、キャッシュの種類、サイズ、難易度、ヒントなどの情報を公式サイトに登録して公開申請を行います。申請されたキャッシュは、ボランティアのレビュアーによってガイドラインに沿っているかが審査され、承認されるとウェブサイト上のマップに公開される仕組みです。

維持管理の義務

キャッシュオーナーの最も重要な責任は、設置したキャッシュの維持管理です。キャッシュは屋外に設置されるため、時間と共に劣化したり、雨水が侵入したり、あるいは第三者によって持ち去られたりすることがあります。発見者からのログで「キャッシュが濡れていた(Wet)」「メンテナンスが必要(Needs Maintenance)」といった報告があった場合、オーナーは速やかに現地を確認し、修理や交換を行う必要があります。

 撤去の責任

もしオーナーがジオキャッシングを辞める、あるいは引っ越しなどでその場所の管理が困難になった場合は、設置したキャッシュを責任もって撤去しなければなりません。キャッシュを放置することは「ジオトラッシュ(ゴミ)」となり、環境に負荷を与えるだけでなく、ジオキャッシングコミュニティ全体の評判を損なう重大なルール違反とされています。

このように、世界中のキャッシュは、個々のジオキャッシャーの善意と責任感によって支えられています。キャッシュを見つけた際は、そのキャッシュを設置し、維持してくれているオーナーへの感謝の気持ち(TFTC – Thanks For The Cache)を忘れないようにしたいものです。

ジオキャッシュとキャッシュの間の距離は?

ジオキャッシングには、キャッシュが特定のエリアに密集しすぎるのを防ぐための明確なルールが存在します。これが、通称「0.1マイルルール」と呼ばれるものです。

このルールは、物理的なコンテナが存在するキャッシュ(またはマルチキャッシュやミステリーキャッシュの物理的なステージ)は、他のいかなる物理的なキャッシュ(またはステージ)からも、最低0.1マイル(約161メートル)離れていなければならない、と定めています。

0.1マイルルールが存在する理由

この距離制限が設けられているのには、いくつかの重要な理由があります。

一つは、プレイヤーの混乱を避けるためです。もし複数のキャッシュが非常に近い距離に設置されていると、GPSの誤差により、どちらのキャッシュを探しているのかが分からなくなってしまう可能性があります。それぞれのキャッシュが独立した挑戦として楽しめるように、一定の距離が保たれているのです。

もう一つの理由は、特定の場所に過度な負担がかかるのを防ぐためです。人気のエリアにキャッシュが密集すると、多くのプレイヤーがその場所を訪れることになり、植生が踏み荒らされたり、地域住民に迷惑をかけたりする可能性があります。キャッシュを分散させることで、環境への影響を最小限に抑える狙いがあります。

 ルールの適用例外

この0.1マイルルールには、いくつかの例外が存在します。

例えば、バーチャルキャッシュやアースキャッシュのように、物理的なコンテナが存在しないキャッシュは、この距離制限の対象外です。また、一つのマルチキャッシュやミステリーキャッシュを構成する各ステージ(ウェイポイント)間には、このルールは適用されません。

キャッシュを新たに設置しようとする際は、公式サイトのマップで既存のキャッシュの位置をよく確認し、この0.1マイルルールを遵守しているかを確かめる必要があります。このルールを理解することは、質の高いキャッシュを設置し、コミュニティに貢献するための第一歩と言えるでしょう。

ジオキャッシングの最高難易度はいくつですか?

ジオキャッシングの各キャッシュには、その挑戦の難しさを測るための2種類の評価指標が設定されています。それが「難易度(Difficulty)」と「地形(Terrain)」です。これらはそれぞれ、1から5までの星の数(0.5刻み)で評価され、星の数が多いほど難しくなります。

したがって、ジオキャッシングの最高難易度は、難易度(D)と地形(T)の両方が5つ星(D5/T5と表記される)のキャッシュということになります。

 難易度(Difficulty)とは

難易度は、「キャッシュを見つけること自体の難しさ」を示します。これには、隠し場所の巧妙さ、必要な調査やパズルの複雑さなどが影響します。

  • D1: ほとんど見えている状態。数分で見つかります。

  • D3: 少し考える必要があります。経験者なら30分程度で見つけられるレベルです。

  • D5: 見つけるために特別なスキル、知識、または多大な労力が必要なキャッシュ。非常に複雑な暗号解読や、数日間にわたる調査が必要な場合もあります。

地形(Terrain)とは

地形は、「キャッシュが隠されている場所へ到達することの身体的な困難さ」を示します。これには、歩く距離、道の状態、高低差などが影響します。

  • T1: 車椅子でもアクセス可能。平坦で舗装された道です。

  • T3: 適度なハイキングが必要。未舗装の道や多少の坂道が含まれます。

  • T5: 到達するために特別な装備とスキルが必須となる場所。ロッククライミング、スキューバダイビング、長距離の登山、カヤックでの川下りなど、専門的なアウトドア活動が求められます。

 難易度・地形レベルの目安

 

レベル

難易度 (Difficulty) の目安

地形 (Terrain) の目安

1

見えている、またはすぐにわかる

車椅子でアクセス可能、平坦で短い距離

2

10分程度の探索で見つかる

少し歩くが平坦な道

3

一般的なプレイヤーなら30分以内で見つかる

未舗装路や多少の坂を含むハイキング

4

経験者でも時間がかかる、または特殊な道具が必要

長距離のハイキングや険しい道、木登りなど

5

特殊な知識やスキル、多大な労力が必要

ロッククライミング、スキューバなど専門装備と技術が必須

最高難易度であるD5/T5のキャッシュに挑戦することは、単なる宝探しを超えた、本格的な冒険と言えます。これらのキャッシュは、ジオキャッシングの奥深さと多様性を示す象徴的な存在ですが、挑戦するには十分な準備と経験、そして何よりも安全への最大限の配慮が不可欠です。初心者はまず、D1/T1やD1.5/T1.5といった簡単なキャッシュから始めて、徐々に経験を積んでいくことが推奨されます。

詳細なジオキャッシングルールと注意点

基本的なルールとマナーを理解したら、次はより詳細なルールや、プレイ中に起こりうる問題、注意すべき点について見ていきましょう。これらを事前に知っておくことは、トラブルを未然に防ぎ、より安全で深いジオキャッシング体験につながります。ここでは、ルール違反の結果や法的な側面、危険性など、一歩踏み込んだ内容について解説します。

  • もしルール破るとどうなるのか

  • ジオキャッシングは違法になる?

  • プレイ中に怖いと感じる状況とは

  • 交換アイテムに最高額はあるのか

  • 安全に楽しむジオキャッシングルールまとめ

もしルール破るとどうなるのか

ジオキャッシングは性善説に基づいたコミュニティ活動ですが、ルール違反に対しては相応の措置が取られることがあります。ルールを破った場合、その内容や頻度に応じて、いくつかの好ましくない結果につながる可能性があります。

 コミュニティからの信頼失墜

最も身近な影響は、他のプレイヤーからの信頼を失うことです。例えば、キャッシュを元の場所に戻さなかったり、中身を交換せずに持ち去ったりする行為は、次の発見者をがっかりさせます。ログにネタバレを書く行為も同様です。これらの行為が続けば、コミュニティ内で「マナーの悪いプレイヤー」という評判が立ち、他のプレイヤーとの交流が難しくなるかもしれません。

キャッシュの無効化(アーカイブ)

キャッシュオーナーがルールに違反した場合、そのキャッシュはレビュアーによって無効化(アーカイブ)されることがあります。例えば、0.1マイルルールを無視してキャッシュを設置したり、私有地に無許可で設置したり、禁止されている場所に置いたりした場合です。発見報告が連続して「メンテナンスが必要」となっているにもかかわらず、オーナーが長期間放置した場合も、キャッシュがアーカイブされる原因となります。せっかく設置したキャッシュが無効になってしまうのは、オーナーにとって悲しい結果です。

 公式サイトのアカウントに関する措置

悪質なルール違反や、他のプレイヤーへの嫌がらせ、著作権侵害など、利用規約に反する行為を繰り返した場合、ジオキャッシングの公式サイト(Geocaching.com)から警告を受けたり、最悪の場合はアカウントがロックされたり、停止されたりする可能性があります。アカウントが停止されれば、これまでの発見・設置記録が全て失われ、ゲームに参加すること自体ができなくなります。

 法的な問題への発展

後述するように、ルール違反の内容によっては、単なるマナーの問題では済まされず、法的なトラブルに発展するケースもあります。不法侵入や器物損壊などは、警察の介入を招く可能性があります。

このように、ルールを破る行為は、自分自身だけでなく、他のプレイヤーやコミュニティ全体に悪影響を及ぼします。全ての人が末永くこのゲームを楽しむために、一人ひとりがルールを尊重し、責任ある行動を心がけることが大切です。

ジオキャッシングは違法になる?

「ジオキャッシングは合法的なゲームですか?」という質問に対して、答えは「はい、基本的には合法です」となります。しかし、それは「常に、いかなる状況でも合法である」という意味ではありません。プレイヤーの行動やキャッシュの設置場所によっては、意図せず法律に触れてしまう可能性があるため、注意が必要です。

不法侵入罪

最も注意すべきは、私有地への無断立ち入りです。キャッシュを探すことに夢中になるあまり、柵を乗り越えたり、「立入禁止」の看板を無視したりして私有地に入ってしまうと、刑法の住居侵入罪や建造物侵入罪に問われる可能性があります。個人の住宅の敷地はもちろん、企業の土地や管理された森林なども対象となります。キャッシュの説明文をよく読み、立ち入って良い場所かどうかを慎重に判断することが求められます。

 各種法令による規制

場所によっては、特定の法律によって立ち入りや物品の設置が制限されています。

  • 文化財保護法: 城跡、古墳、史跡などの歴史的価値のある場所にキャッシュを設置したり、探索のために地面を掘ったりすると、文化財保護法に違反する恐れがあります。

  • 自然公園法: 国立公園や国定公園内では、自然環境を保護するため、工作物の設置(キャッシュの設置も含まれる)が厳しく制限されています。

  • 鳥獣保護法: 野鳥の繁殖地など、特定の保護区への立ち入りが制限されている場合があります。

 不審物としての誤解

テロ対策が強化されている現代において、公共の場所に置かれたキャッシュコンテナが不審物と誤解され、警察が出動する騒ぎになるケースが国内外で報告されています。特に、空港、駅、橋、政府関連施設といったインフラ施設の近くにキャッシュを設置することは、ガイドラインで厳しく禁止されています。このような場所にキャッシュを置く行為は、公共の安全を脅かす重大な問題と見なされます。

ジオキャッシングが違法行為とならないためには、プレイヤー一人ひとりが法律を遵守し、社会常識に則って行動することが不可欠です。キャッシュを設置する際はもちろん、探す際にも、その場所が本当に立ち入って良い場所なのか、周囲に迷惑をかけないかを常に考える習慣をつけましょう。

プレイ中に怖いと感じる状況とは

ジオキャッシングは楽しい冒険ですが、時には「怖い」と感じる状況に遭遇する可能性もゼロではありません。事前にどのようなリスクがあるかを知り、備えておくことで、安全にプレイを楽しむことができます。

 物理的な危険

  • 自然地形でのリスク: 山間部や海岸沿いのキャッシュでは、崖からの転落、滑落、落石などの危険が伴います。地形レベル(Terrain)の高いキャッシュに挑戦する際は、適切な装備(登山靴、ヘルメットなど)と経験が必要です。悪天候時には無理をせず、計画を中止する勇気も大切です。

  • 野生動物との遭遇: 山林では、クマ、イノシシ、ヘビ、ハチなどの危険な野生動物に遭遇する可能性があります。特に、単独での行動は避け、熊鈴を携帯する、肌の露出を控えるなどの対策が有効です。

  • 交通事故: 道路沿いや橋の下などに設置されたキャッシュを探す際は、車や自転車に十分注意する必要があります。探索に集中しすぎて、周囲への注意が散漫にならないようにしましょう。

 人為的な危険

  • 不審者との遭遇: 夜間や人通りの少ない場所での単独行動は、不審者に遭遇するリスクを高めます。特に女性や子供は、できるだけ複数人で、日中の明るい時間帯にプレイすることを強くお勧めします。

  • 職務質問や通報: 前述の通り、ジオキャッシングを知らない人から見れば、その行動は不審に映ることがあります。警察官から職務質問を受けたり、地域住民に通報されたりする可能性も考慮しておくべきです。もしそのような状況になった場合は、慌てずに「ジオキャッシングという、GPSを使った世界的な宝探しゲームをしています」と丁寧に説明できるように準備しておくと良いでしょう。

 その他の怖い状況

  • 道迷い(遭難): スマートフォンの地図やGPSだけに頼っていると、バッテリー切れや電波の届かない場所で道に迷ってしまうことがあります。特に山間部へ行く際は、紙の地図とコンパスを予備として持参することが、万が一の際の安全確保につながります。

  • 廃墟や管理されていない場所: 廃墟や管理が放棄された場所には、建物の崩壊リスクや、予期せぬ危険が潜んでいることがあります。面白半分で立ち入るのは非常に危険です。

これらの「怖い」状況を避けるためには、事前の情報収集、適切な装備、無理のない計画、そして「危険を感じたら引き返す」という判断力が何よりも重要です。

交換アイテムに最高額はあるのか

キャッシュの中のアイテムを交換する際、「どのくらいの価値のものを用意すればいいのか」「高価なものを入れてもいいのか」という疑問が浮かぶかもしれません。

この点に関して、交換アイテムに「最高額」という明確な金銭的上限は定められていません。しかし、ジオキャッシングの基本的なマナーとして「持ち去るアイテムと、同等かそれ以上の価値のあるものを入れる」という原則があります。ここでの「価値」とは、必ずしも金銭的な価格だけを指すものではありません。

 「価値」の捉え方

アイテムの価値は、受け取る人によって異なります。例えば、子供にとっては100円のミニカーが、高価なキーホルダーよりも価値があると感じられるかもしれません。外国のジオキャッシャーにとっては、日本の伝統的なデザインの小物が高い価値を持つでしょう。このように、アイテムの「面白さ」「珍しさ」「物語性」も重要な価値の要素となります。

 高価なアイテムを避けるべき理由

それでは、数千円、数万円もするような高価なアイテムを入れるのはどうでしょうか。これは一般的に推奨されません。理由はいくつかあります。

  1. 盗難のリスク: 高価なアイテムは盗難の標的になりやすく、キャッシュ自体の紛失リスクを高めます。

  2. 次の人へのプレッシャー: あまりに高価なものが入っていると、次にアイテムを交換したい人が「これに見合うものがない」と感じ、交換をためらってしまう可能性があります。

  3. ゲームの趣旨: 前述の通り、ジオキャッシングは金銭的価値を競うゲームではありません。高価なアイテムの交換が目的化してしまうと、本来の探検や発見の楽しみが薄れてしまいます。

以上のことから、交換アイテムは、数百円程度までで、多くの人が気軽に交換を楽しめるようなものを選ぶのが最も適切と考えられます。高価なものを入れるのではなく、受け取った人が笑顔になるような、ユニークで心のこもったアイテムを用意することが、ジオキャッシングをより豊かにするでしょう。

安全に楽しむジオキャッシングルールまとめ

これまで解説してきた様々なルールや注意点を踏まえ、全てのプレイヤーがジオキャッシングを安全かつ末永く楽しむための重要なポイントを、以下にまとめます。これらは、ゲームの精神を守り、自分自身とコミュニティ、そして環境を守るための約束事です。

  • キャッシュを見つけたら必ず元の状態、元の場所に戻す

  • 自分が持ってきたゴミはもちろん、フィールドのゴミも持ち帰る(CITO)

  • 周囲の人に不審に思われないよう、静かにスマートに行動する

  • オンラインのログにキャッシュの場所がわかるネタバレを書かない

  • キャッシュを設置する際は、必ずガイドラインを熟読する

  • キャッシュ間の距離は0.1マイル(約161m)以上離すルールを守る

  • 私有地や立入禁止区域には絶対に立ち入らない

  • 文化財や自然公園など、保護されている場所のルールを尊重する

  • テロの標的となりうるインフラ施設の近くには設置しない

  • キャッシュの中には食べ物や危険物、違法なものを絶対に入れない

  • アイテムを交換する際は、同等以上の価値のものを入れる

  • 高価すぎるアイテムや現金の投入はトラブルの元なので避ける

  • 難易度(D/T)評価を参考に、自分のスキルレベルに合ったキャッシュを選ぶ

  • 危険を感じたら、無理せず引き返す勇気を持つ

  • ルール違反は、コミュニティからの信頼失墜やアカウント停止につながることを理解する