
いつものバーベキューで「またお肉や焼きそばばかりで、少しマンネリ気味…」と感じたことはありませんか。主役のお肉はもちろん最高ですが、気の利いたおつまみがあると、火おこし中の待ち時間も楽しくなり、会話も弾んでより一層充実した時間になりますよね。この記事では、焼くだけで簡単にできるものから、持参すると喜ばれるさっぱり系の一品、おしゃれな盛り上がる料理、さらには缶詰を使ったアイデアや子供が喜ぶレシピ、食後のデザートまで、様々なバーベキューの変わり種おつまみを網羅的にご紹介します。次のBBQが待ち遠しくなるアイデアがきっと見つかります。
この記事でわかること
記事のポイント
- 焼くだけですぐに出せる簡単なおつまみ
- BBQに持参すると喜ばれるレシピ
- 子供から大人まで楽しめる変わり種メニュー
- マンネリ打破できるおしゃれな一品
いつものBBQが変わるバーベキューの変わり種おつまみ
- 焼くだけで簡単!おすすめの一品
- 持参して喜ばれる常備菜おつまみ
- さっぱり美味しい冷製レシピ
- 缶詰を活用した時短おつまみ
焼くだけで簡単!おすすめの一品

バーベキューの準備は、機材の運搬や設営、火おこしと何かと忙しいものです。そこでまずは、手間をかけずに「焼くだけ」で完成する、簡単ながらも満足度の高いおつまみからご紹介します。炭火の持つ遠赤外線効果と燻煙の香りが加わるだけで、いつもの食材が驚くほど風味豊かな特別な一品に変わります。まずはこれらで乾杯しながら、メインの準備を進めるのがスマートです。
厚切りベーコンの黒胡椒焼き
シンプルながらも主役級の存在感を放つのが、厚切りのベーコンです。スーパーで少し奮発してブロックベーコンを選び、現地で1.5cm〜2cm程度の厚さにカットして串に刺して焼きましょう。じっくりと火を通し、表面がカリカリになったら粗挽きの黒胡椒をたっぷりとかけるのがおすすめです。滴り落ちる脂で炎が上がることがあるため、炎が落ち着いた「熾火(おきび)」の状態で、網の端の方でじっくりと火を通すのが、焦がさずにジューシーに仕上げるコツです。
ししゃもやイカの一夜干し
魚介系も焼くだけで立派なおつまみになります。特に子持ちししゃもは、頭から尻尾まで丸ごと食べられ、プチプチとした卵の食感が楽しく、日本酒やビールとの相性も抜群です。イカの一夜干しも、炭火で炙ることで香ばしさが格段に増します。ただ焼くだけで美味しいですが、マヨネーズに七味唐辛子や醤油を少し混ぜたディップソースを用意しておくと、味の変化が楽しめてお酒が進みます。
厚揚げ・さつま揚げ・油揚げも大活躍
和風のおつまみが欲しい時には、厚揚げやさつま揚げ、油揚げも大変便利です。厚揚げは表面をカリッと焼き、大根おろしと刻みネギを乗せて生姜醤油で。油揚げは、中にネギ味噌やチーズを詰めて焼く「巾着焼き」にアレンジするのもおすすめです。下ごしらえがほとんど不要な点も嬉しいポイントといえるでしょう。
持参して喜ばれる常備菜おつまみ

事前に家で仕込んで持参できる常備菜は、当日の手間を大きく減らしてくれる心強い存在です。特に、参加者が揃ってから火おこしやお肉が焼けるまでの待ち時間にさっと出せると、「気が利くね!」と参加者から喜ばれること間違いありません。
作り置きできるメニューは、味がしっかりと染み込んでいるため、クーラーボックスから出して冷たいままでも美味しくいただけます。ここでは、彩りも良く、持参にぴったりの常備菜おつまみをいくつか紹介します。
ミニトマトのマリネ
彩りも鮮やかで見た目もおしゃれな定番の一品です。湯むきしたミニトマトを、オリーブオイル、酢、砂糖、塩、そして刻んだバジルやパセリで和えるだけ。隠し味に刻んだニンニクやレモン汁を少量加えると、風味が格段にアップします。冷蔵庫で半日ほどしっかり冷やしておくことで、味が馴染んでより美味しくなります。
きのこのオイルマリネ
しめじやエリンギ、マッシュルームなど、お好みのきのこを数種類使って作るオイルマリネもおすすめです。きのこをレンジで加熱、あるいはさっと炒めて火を通し、熱いうちにオリーブオイル、にんにく、鷹の爪、ハーブソルトなどで作ったマリネ液に漬け込みます。きのこの旨味とハーブの香りが食欲をそそり、ワインとの相性も抜群です。エリンギのコリコリ感、しめじのプリプリ感など、きのこの種類によって異なる食感を楽しむのも一興です。
食中毒に注意!アウトドアでの食事を安全に楽しむために
手作りの料理を持参する際は、徹底した衛生管理が不可欠です。特に気温が高い夏場は細菌が繁殖しやすく、食中毒のリスクが高まります。調理前には石鹸で丁寧に手を洗い、清潔な調理器具を使用しましょう。完成した料理は十分に冷ましてから保冷剤を入れたクーラーボックスで運び、なるべく早く食べきるように心がけてください。ポテトサラダなど、マヨネーズを使用したものは特に注意が必要です。
(参照:厚生労働省「食中毒」)
さっぱり美味しい冷製レシピ

バーベキューではお肉やタレの濃い味が中心になりがちです。そんな時、口の中をリフレッシュしてくれるさっぱりとした冷製のおつまみがあると、絶好の箸休めになり非常に喜ばれます。
火を使わずに現地で簡単に作れるものも多く、特に暑い日のBBQには積極的に取り入れたいメニューです。クーラーボックスでキンキンに冷やして持っていきましょう。
トマトとモッツァレラのカプレーゼ
定番ですが、やはり人気が高いのがカプレーゼです。スライスしたトマトとモッツァレラチーズを交互に並べ、フレッシュバジルを散らして質の良いエキストラバージンオリーブオイルと岩塩、黒胡椒をかけるだけ。切って並べるだけという手軽さながら、赤・白・緑のコントラストが見た目にも華やかで、テーブルが明るくなるのも魅力です。甘みの強いフルーツトマトを使うと、さらに贅沢な味わいになります。
タコときゅうりの酢の物
和風のさっぱり感を求めるなら、酢の物がおすすめです。きゅうりは薄切りにして塩もみし、水気をしっかり絞るのが味がぼやけず美味しく作るポイント。そこに、ぶつ切りにした茹でタコを加え、三杯酢で和えるだけ。みょうがや生姜の千切りを加えると、さらに風味が豊かになり、大人向けの味わいになります。お肉の脂をさっぱりと洗い流してくれます。
こってりしたお肉の合間に、こういうさっぱりした一品があると本当に嬉しいですよね!味のバリエーションが広がることで、最後まで飽きずに食事を楽しめますし、野菜も摂れるので健康的です。
缶詰を活用した時短おつまみ

缶詰は、「ただの手抜き」と侮ってはいけません。長期保存が可能で持ち運びも楽、そして何より下ごしらえが不要という、バーベキューにおいて非常に優秀な食材です。アイデア次第で驚くほど美味しい時短おつまみに変身します。いくつか常備しておくと、メニューに一品加えたい時に大変便利です。
オイルサーディンのアヒージョ風
本来アヒージョはたっぷりのオリーブオイルで具材を煮込みますが、オイルサーディン缶を使えば非常に簡単です。缶の油を少し切り、そこにスライスしたにんにくと鷹の爪、お好みでミニトマトやマッシュルームを加えて直火にかけます。破裂防止のため、事前に蓋を少し開けておくと安全です。グツグツと煮立ったら完成。残った香り高いオイルは、バゲットにつけて一滴残らず楽しみましょう。
サバ缶とトマトのチーズ焼き
栄養価の高いサバ缶もBBQで大活躍します。サバ缶(水煮でも味噌煮でも可)をアルミホイルで作った器にあけ、ミニトマトとピザ用チーズを乗せて火にかけるだけ。チーズがとろりと溶け、トマトが少し崩れるくらいが食べ頃です。バジルや黒胡椒を振ると、風味が増してさらにおしゃれな一品になります。サバにはEPAやDHAといった健康に良いとされる栄養素が豊富に含まれています。(参照:水産庁「特集 魚介類の消費」)
缶詰選びのポイントとアレンジ
最近では様々な種類の缶詰が販売されています。焼き鳥缶は、アボカドと和えてわさび醤油を垂らすだけでも立派なおつまみになります。少し変わったものでは、コンビーフにじゃがいもを加えて炒めたり、ムール貝のワイン蒸し缶をそのまま温めたりするのも良いでしょう。
もっと楽しむバーベキューの変わり種おつまみレシピ

- おしゃれなアヒージョで差をつける
- みんなで囲みたい盛り上がる料理
- レシピを工夫して子供が喜ぶ一品に
- 意外と合う!変わり種デザート
- 総括:バーベキューの変わり種おつまみ
おしゃれなアヒージョで差をつける

バーベキューでおしゃれな一品を作りたいなら、アヒージョが断然おすすめです。スキレット(鋳鉄製のフライパン)を使えば見た目も本格的になり、高い蓄熱性で熱々の状態を長く保てます。基本の作り方を覚えれば、具材を自由にアレンジして無限に楽しむことができます。
| 材料 | 分量(2〜3人前) |
|---|---|
| むきエビ | 10〜15尾 |
| マッシュルーム or しめじ | 1パック |
| にんにく | 1〜2片 |
| 鷹の爪 | 1本 |
| オリーブオイル | スキレットの半分程度(約150cc) |
| 塩、ハーブソルト | 適量 |
| フランスパン | お好みで |
作り方の手順とコツ
作り方は非常にシンプルです。まず、スキレットにオリーブオイルとスライスしたにんにく、種を取った鷹の爪を入れて弱火にかけ、香りをじっくりオイルに移します。にんにくの香りが立ってきたら、エビとマッシュルームを投入。塩やハーブソルトで味を調え、具材に火が通れば完成です。火にかけすぎるとエビが硬くなるので、ぷりっとした食感を残すためにも加熱時間は短めを意識しましょう。
ワンポイントアドバイス
具材は他にも、タコや砂肝、ブロッコリー、ミニトマトなどがおすすめです。アンチョビを少し加えると、味に深みと塩気が加わって本格的な味わいになります。残ったオイルは絶品なので、持ち帰ってパスタに絡めたり、炒飯に使ったりするのもおすすめです。
みんなで囲みたい盛り上がる料理

バーベキューの醍醐味は、なんといっても皆でわいわいと楽しむ一体感です。テーブルの中央に置くだけで「おぉ!」と歓声が上がるような、盛り上がる料理があれば、楽しさは倍増します。ここでは、大人も子供も夢中になるチーズフォンデュをご紹介します。
カマンベールチーズで簡単チーズフォンデュ
用意するのは、切れていないホールタイプのカマンベールチーズだけ。チーズの上部をナイフで薄く円形に切り取り、アルミホイルで側面と底をしっかりと包みます。これを網の端の方の弱火エリアに置き、中のチーズがとろとろに溶けてきたら完成です。お好みで白ワインや刻みニンニクを少し加えると、より本格的な風味になります。とろーり伸びるチーズは、写真映えも抜群で、イベント感を一気に高めてくれます。
おすすめディップ食材リスト
- パン類:フランスパン、ウインナーロール、グリッシーニ
- 野菜類:ブロッコリー、アスパラ、パプリカ、じゃがいも(全て下茹で済みのもの)
- 肉類:ウインナー、焼いた鶏肉、厚切りベーコン
- その他:ミニトマト、うずらの卵
チーズフォンデュの注意点
チーズは焦げ付きやすいので、必ず弱火でじっくりと温めるのが成功のポイントです。炭火の真上ではなく、端の方で保温するようなイメージです。また、アルミホイルで器を作る際は、チーズが溶けて漏れ出さないように二重にするなど工夫すると安心です。
レシピを工夫して子供が喜ぶ一品に

子供が喜ぶレシピがあれば、家族でのバーベキューがさらに楽しい思い出になります。ただ食べるだけでなく、自分で作れる工程があったり、見た目が楽しかったりするメニューを取り入れるのがおすすめです。大人のビールのお供にもなる、一石二鳥のレシピを選んでみました。
餃子の皮でミニピザ
餃子の皮をピザ生地代わりにした、クリスピーなミニピザです。子供たちにケチャップやピザソースを塗ってもらい、コーンやツナ、ハム、そしてピザ用チーズを自由にトッピングしてもらいましょう。「てりやきチキンとマヨネーズ」「コーンマヨ」など、子供が好きな味付けを複数用意するとさらに盛り上がります。アルミホイルの上に乗せて焼けば、数分で完成します。
肉巻きおにぎり串
ご飯を俵型に握って割り箸に刺し、その周りに薄切りの豚バラ肉をきつく巻き付けます。ご飯にプロセスチーズや刻んだ大葉を混ぜ込むアレンジもおすすめです。全体に焼き肉のタレをたっぷりと絡め、網の上で転がしながらじっくりと焼き上げます。甘辛いタレと香ばしいお肉、もちもちのご飯の組み合わせは、子供たちに大人気間違いなしの鉄板メニューです。
とうもろこしのガーリックバター醤油
夏のバーベキューなら、とうもろこしも欠かせません。事前に茹でておいたとうもろこしに、溶かしバター、醤油、すりおろしにんにくを混ぜたタレを塗りながら焼くと、屋台のような香ばしい香りが立ち上ります。子供はもちろん、大人のお酒も進む一品です。
意外と合う!変わり種デザート

お肉やしょっぱいおつまみを満喫した後は、甘いものが食べたくなりますよね。バーベキューの炭火を活かせば、いつもとは一味違う特別なデザートが楽しめます。簡単なのに盛り上がる、おすすめの変わり種デザートをご紹介します。
焼きマシュマロで「スモア」
アウトドアデザートの定番といえば焼きマシュマロ。そのままでも美味しいですが、ぜひ試してほしいのが「スモア」です。串に刺したマシュマロを炭火で炙り、表面がきつね色で中がとろりとなったところを、チョコレートと一緒にビスケットやクラッカーで挟みます。この名前は「Some more!(もっとちょうだい!)」が由来と言われるほど、やみつきになる美味しさです。火に近づけすぎると一瞬で燃えてしまうので、遠火でじっくり炙るのがコツです。
焼きバナナチョコ
皮付きのバナナの、カーブの内側部分にナイフで一本切り込みを入れます。その切れ込みに板チョコを割り入れて挟み、皮ごとアルミホイルで包んで網の上へ。バナナが柔らかくなり、チョコレートがとろとろに溶けたら完成。熱々の甘いバナナとチョコレートの相性は抜群で、スプーンですくっていただきます。砕いたナッツやグラノーラをトッピングするのもおすすめです。
火傷と火の管理に注意!
溶けたマシュマロやチョコレートは非常に熱くなっています。特に小さなお子さんが食べる際には、少し冷ましてから渡すなど、火傷をしないように大人が十分注意してあげてください。また、炭火を扱う際は一酸化炭素中毒のリスクも伴います。風通しの良い場所で行い、テント内など密閉された空間での使用は絶対に避けてください。(参照:総務省消防庁「火の用心」)
総括:バーベキューの変わり種おつまみ

この記事では、いつものバーベキューをさらに楽しくする、様々な変わり種のおつまみをご紹介しました。主役のお肉を引き立て、会話を弾ませる名脇役たち。少しの工夫で、BBQはもっと美味しく、もっと楽しくなります。最後に、本記事の重要なポイントをリストで振り返ります。
- バーベキューのおつまみはマンネリを打破する重要な要素
- 厚切りベーコンやししゃもは焼くだけでご馳走になる
- 持参する常備菜は当日の負担を大きく軽減してくれる
- ミニトマトのマリネやきのこのマリネは彩りも良くおすすめ
- こってりした料理の合間にはさっぱりした冷製おつまみを
- カプレーゼやタコの酢の物は手軽でおしゃれな箸休めになる
- 缶詰はアイデア次第で優秀な時短食材に変わる
- オイルサーディン缶やサバ缶で手軽に一品追加できる
- スキレットを使えばアヒージョが本格的に仕上がる
- カマンベールチーズを使えば簡単で盛り上がるチーズフォンデュが楽しめる
- チーズフォンデュは弱火でじっくり温めるのが成功のコツ
- 子供向けには餃子の皮ピザや肉巻きおにぎりが人気
- 締めのデザートには炭火を活かした焼きマシュマロや焼きバナナを
- 手作り料理の持参時は夏の食中毒に十分注意する
- 少しの工夫でバーベキューの満足度は格段に向上する

